先日参加した東京都内で開催された研修会で、「今後10年で起こるだろう予測」というお話を聞いてきました。
今後10年で起こるだろう予測
・住宅販売の低迷 (資材高・購入者減)
・カ-シェアの増加 (マイカー所有率低下)
・公共交通廃止(バス・電車の廃止、運転士不足)
・駅前の土地人気up(便利な地域に人が集まる)
・ネット販売増 (便利さがますます顕著に)
・手続き書類の電子化(AIの進歩・失業者増?)
・保育園ゼロ歳児保育できない現象(保育士不足)
・保育士免許の緩和(取得基準緩和、外国人保育士)
・保育所の子ども食堂化、職業訓練所化 など
聞いていると、どの項目も現実味があるように思います。
コロナ禍を経験して、予測困難な時代への対応が必要だと思い日々を過ごしていますが、少子高齢化や労働力人口の大幅な減少等が急速に迫ってくる中、これからの時代や環境に適合して、生きていくことへの認識や覚悟を持つべきだと実感しました。
コロナ禍最中の令和3年に文部科学省が示した教育改革「SOCIETY5.0時代」「GIGAスクール時代」への対応ということ=子ども一人ひとりの様々な特性を認め合い、自分の良さを認識し、他者も価値ある存在として尊重し、多様な人々と協働し、社会変化を乗り越える。また、仮想の世界と現実の世界を融合し、生活の一部の手続きをスマホやタブレット端末で実現する社会で活躍できる人材の育成。の意味がようやく頭の中でつながりました。
このように年々変化が著しい社会ですが、その社会変化に対応していける人財の育成・教育はますます大切なものと考えます。そのことを踏まえて、幼児期から小学生の時期で求められるのは、『自分で考え、課題を見つけ、解決する力の育成』です。それは、従来の知識・技能の習得や正解の暗記に比重を置いてきた教育からの脱却・転換を意味しています。これからは、より経験値を高め、生きていく上での課題を自ら解決できる力が必要となるのです。
白梅幼稚園の卒園児達が通うしらうめ学童クラブでは、その大きな活動指針に「社会参加への動機づけを行う」という指針があります。そして、これを実現するための経験値を高める特別な園外体験や自分でモノ作りにチャレンジするCAN DOプロジェクトが用意されています。心豊かで、かつ今後の社会にチャレンジ意欲を持って、対応できるように子ども達をこれからもしらうめ学童クラブは育成支援していきます。令和7年度のしらうめ学童クラブ登録説明会は、令和6年12月16日(月)15:00から行います。お子さんの未来の姿をイメ-ジして、聞いていただけると良いと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
子ども達の未来を予測! 研修会の1シ-ン
【旅の寄り道】青春時代のヒ-ロ- アントニオ猪木展
2024.12.5
writer 高 橋 潤