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白梅メソッド研究所

長期的視野で努力できるマインド

6月22日(土)にしらうめ学童クラブの初夏の遠足に行ってまいりました。今回は、お隣の市の自然豊かな栗原市を知ろうということで、栗原市の細倉マインパ-クでの砂金取りがメインとなるツア-でした。行きの道中、バスの中で、R先生がクイズを出してくれました。「どうして人は、金(きん)に興味があり、気になるのでしょうか?」・・・とても良い、考えるクイズです。

子ども達は、答えます。「金(きん)は、とても高いから」・・・高価なものですね。「金(きん)は、キラキラしてきれいだから」・・・美しいものです。「金(きん)は、なかなか手に入らないから」・・・希少性の高いものです。

子ども達の答えは、すべて正解です。その中でも、希少性の高さについて、R先生は解説してくれました。すぐには手に入らないことで、その価値が上がることもあるということ。なんでもすぐに手に入り、何でもすぐに見つけられる、何でもすぐに分かってしまう・・・そんなタイムパフォ-マンス優先の世の中にあって、なかなか努力しても思うようにならない物事もあるということも現実の世界ではよくあることです。短期的な満足・安心・快楽を求めるのではなく、成功に向かって長期的視野で努力することもマインドとしては大切なものです。子ども達に少しは伝わったかもしれません。

気になる結果は、31名の参加児童の中で、砂金取りに成功したのは、4名でした。子ども達にとっては、希少性の高さが身に沁みる厳しい結果となりましたが、子ども達は、「次はきっとリベンジできる!」と金(きん)のようにキラキラした瞳で誓っていました(笑)

とても気持ちの良い晴天の下、学童クラブの子ども達とステキなひととき。お世話になった関係者の皆様に感謝です。

砂金取りに夢中の学童クラブメンバ-

今回の砂金取り1位のR君と一緒に

writer 高 橋  潤

2024.6.24

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