新年明けましておめでとうございます。
まずは、令和6年能登半島地震ならびに羽田空港航空機事故で被害を受けられた皆様に、心からお見舞い申し上げます。1日も早い復興とご安全を心よりお祈りいたします。
さて、当園は本日が仕事始めとなり、預かり保育の子ども達、学童クラブの児童達が来園し、賑やかにスタ-トしました。子ども達の笑顔に元気とやる気を頂けることにしみじみ感謝しています。
年始は、私自身思いがけず風邪をひいてしまい、1日ダウンしてしまいましたが、回復も早く今は絶好調です。このお休みの期間には、かねてから観たいと思っていた映画を観てきました。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」
女子高生がタイムスリッブし、第二次世界大戦末期の日本へ。特攻隊の青年と出会うというラブスト-リ-。特攻隊という任務の中で、限られた命に交差する様々な人の想い。特攻隊でなければ、教師となり、「子ども達に豊かな未来を築いてあげたい」という志を持っていた主人公。願い叶わず、出撃する。大切な人を失うことを分かりながらも見送ることしかできない彼女・・・。館内は涙涙でした。観終わって、いろんな思いがこみ上げてきました。命のはかなさ・大切さ、日常のありがたさ、先人たちの苦労、今が在る幸せ、支えてくれる人たちの存在等々・・・。
以前、鹿児島がル-ツの知人から知覧にある特攻隊記念館の特攻隊が出撃前に大切な人に書き残した最後の手紙の中に「教師となって、学びを活かして、子ども達に豊かな未来をつくってあげたかった」といった内容の手紙があるという話を聞いたことがありましたが、そのことを思い出しました。教育は、今も昔も最高の贅沢品。だから「教育をあっさり放棄する親には絶対にならない」と会話したこともありました。幼児教育が軽視されるような風潮も世の中にはありますが、未来をつくるのはやはり教育です。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」是非、教師を目指している若者達に観ていただきたい映画です。
本年も教職員一同どうぞよろしくお願いいたします。勇往邁進!! 2024.1.9
Writer 高 橋 潤