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白梅メソッド研究所

非認知能力⇒改良・改善に近づく力

2000年にノ-ベル経済学賞を受賞したジェ-ムズ・ヘックマン教授(元シカゴ大学特別教授)は、非認知能力の身につけ方について、このように述べています。

『5歳までのしつけや環境が、人生を決める』

認知能力は、時間をかけて勉強すれば上げていくことができるが、非認知能力を育てるには0~5歳までの環境・教育・経験がかなり重要だというのです。

世の中にある問題を大きく2つに分けると「答えの分かっている問題」と「答えの分かっていない問題」になります。学校や塾で教えてくれることは、基本的には答えの分かっている問題です。公式を覚えたら、また年号や植物等の名前を覚えると解ける問題です。ところが、社会に出ると答えのない問題だらけです。例えば、商品を売る場合、この決まった言動だと必ず買ってくれるというものはなく、また恋人をつくるにも正解の言動があって、それを実行すれば必ずうまくいくというものはありません。本や雑誌に書かれてあるのは、「ノウハウ」であって、「正解」ではありません。そこで、必要になってくるのが、正解を求めて、試行錯誤しながら近づいていく能力です。チャレンジ心や忍耐力、言わば物事に動じないで、改良・改善に近づく力というものだと思います。これらが非認知能力の中身であり、必要な理由ともいえます。こんなに大切なことなのにその重要性に気付いている、子育てに活かしているという人は少ないのかもしれませんね。白梅幼稚園では、引き続き非認知能力の重要性を説き続け、より充実した子育て&幼児教育に活かして参ります。

追伸.白梅幼稚園未就園児親子子育て広場『co.u.me  cafe』の11月のフォトブ-スは、収穫の秋がコンセプトとなっています。子育ての時間をco.u.me  cafeで、ドリンク片手に我が子の写真撮影も楽しみ、まったりと過ごしてみるのもおすすめです。

 co.u.me  cafe フォトブ-ス (モデルWちゃん)

writer 高 橋  潤  

 

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