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白梅メソッド研究所

心の中のバケツ

私的見解ですが、

人は、産まれると同時に心の中にバケツを持って産まれてくると思います。

そのバケツは、人からの承認を受け取るためのバケツ。つまり、いつも自分のことを見てくれている安心感や言動を認めてくれる信頼感、結果を褒めてくれる一体感や仲間としての意識等の承認ということです。このバケツがその承認で満たされないと人は自己肯定感も自己効力感も自己有用感も高まらず、うまく出来ないとと誰かを責めたり、誰かのせいにしたりするようになります。

この心の中のバケツを一気にジャブジャブと満たせる魔法の水は、世の中には存在しません。イメージでは、一回の承認につき、おちょこで少しずつ注いでいくような感じです。ですから、満たすまで、時間も手間もかかるのです。幼いうちから日々少しずつ満たし、心がけて、ようやく9歳程で、100%満杯になるというイメージです。

それが、白梅幼稚園でいう0歳~9歳までのシングルエイジ・サポ-トのバックボ-ンにあります。そうして、心の中の承認のバケツを満たされた子は、自己肯定感、自己効力感、自己有用感をしっかり持ち、こう言うはずです。「お父さん、お母さんの子で良かった。この先の人生が楽しみだよ」と。

子育ては、時間も手間もかかりますが、その先の醍醐味もまたありますね。

私的見解です。ご参考まで。

   夏に花咲く百日紅

菊地宮城県議会議長のご案内で県庁展望ロビ-にて

(学童クラブサマ-ツア-2023より)

writer     高 橋  潤

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