白梅メソッドの集大成

～Power of Kids　2024～

先日の2月7日(金)に「白梅キッズフェスティバル」を開催しました。この白梅キッズFestivalは、白梅幼稚園の一年間の教育活動の集大成として、子ども達の心身の成長をカタチとして、保護者の皆様にお届けしようという主旨で毎年この時期に開催している発表会です。今年は、10年に一度の大寒波の襲来ということで、前日から降り続いた雪のため、積雪が20cm超、最高気温１℃という極寒豪雪の中での開催となりましたが、これまで震度6以上の地震やコロナでの開催延期等、様々な予期しないハプニングを乗り切った経験から、寒さや20cm超の積雪では、動じることなく、予定通り盛大に開催することができました。この白梅キッズフェスティバルのねらいは、演目のピアニカや合唱、おゆうぎ、体操発表等が上手に出来るようになるということは大切ではありますが、そういった「できる」「できない」といったことを問うのではなく、子ども達が本番を迎えるまでの練習プロセスの中で、「諦めない心」「挑戦する心」「仲間と協力する心」といった『心の成長』を育むことです。

今年度の白梅キッズフェスティバルのテ－マは、『とどけ　元気と笑顔！　未来は明るい！』でした。このテ－マの意味は、子ども達の元気と笑顔、輝く姿がどんな不安も吹き飛ばし、明るい希望を導き、明るい未来の呼び水となる。今こそ明るい未来を信じて、大人も子どももキッズフェスティバルを通して、元気と笑顔を大切な人に届けようということを表しています。

迎えた本番当日のステージでは、寒さや積雪に負けない子ども達の全力・集中・本気、そして自信あふれる姿に感動で鳥肌が立ち、涙が止まりませんでした。私たちに元気・笑顔・勇気・感動を沢山与えてくれた白梅キッズとそれを根気よく導いてくれた白梅幼稚園の教職員・スタッフ達に感謝しかありません。満3歳児による幼いながらも先生に応えようとする姿、年少児の役になりきる純粋な心と演技、年中児の心の底から楽しみ嬉しそうに踊る姿、そして幼稚園時代最後の発表となる年長児による体の力・学ぶ力・心の力の発表の場「Power of Kids」での日々の教育活動の成果と挑戦し続けた学びの証を見せてくれた姿に胸が締め付けられるような勇気と感動を授かりました。そのひたむきな姿・姿勢・視線・表情から諦めない心、挑戦する心、仲間と協力する心がしっかりと礎として、育ちあがったことを確信いたしました。子どもたち一人ひとり個性があり、環境やスタ－ト時点が違っても白梅幼稚園で学ぶことで期待よりも高いマインドに辿り着ける。これが白梅メソッドでいうスモ－ルステップを積み重ねて、沢山のできた自信で、自己肯定感を育むというやる気スパイラルです。子ども達の達成感と誇りに満ちた姿と表情、そしてこれからの未来を切り拓く挑戦マインドがご覧いただいた方々にご理解いただけたのなら私たちも本望です。白梅幼稚園のコンセプト『教育の力で未来をつくる』という言葉の意味はそこにあります。開催にあたり、ご尽力いただいたすべての皆様に感謝致します。ありがとうございました。