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白梅メソッド研究所

園外体験 アウトプットからの学びを大切に

「学びのメカニズム3段階」というものがあります。①知る、分かる、②実行する、出来る、③教える、分かち合う、というものです。

もう一つ、「ラ-ニングピラミッド」というものがあります。

このラ-ニングピラミッドは、学習の方法と定着率(効果)を表した図です。

実践的に取り組むことで、定着率(効果)が、飛躍的に向上することを示した図でもあります。

ここで言えることは、  インプット  ≦  アウトプット  見聞きして、学ぶインプットよりも体験したり、他者に教えたりするアウトプットのほうが、学習効果がかなり高いということです。インプットは、学習初期では、大切なキッカケにもなり、取り掛かり易いものです。ただ、人は、一日経つと80%忘れる生き物です。 (よく忘却曲線というもので説明されます)だからこそ、アウトプットが大切だと言われています。

アウトプット = 書いたり、話したり、行動したりすると学びとして、刻まれる、そして心に残るのです。教育では、ときにアウトプットを優先して、実行する・・・そういう雰囲気を作ること、理屈やル-ルとは別にやってみることも大切になります。やれば分かるし、行えばそれだけ出来るようになるというのも人の習性です。

11月9日(土)にしらうめ学童クラブの秋の園外体験「宇宙遊学館体験&りんご狩り遠足」で岩手県に行ってきました。大型バスをチャ-タ-して、しらうめ学童クラブ所属の小学生達が非日常の園外体験を行う企画です。学童クラブでは、年8回程こういった園外体験プログラムを用意しています。今回の園外体験は、32名のクラブ員と楽しんでまいりました。

岩手県奥州宇宙遊学館では、宇宙の成り立ちやブラックホールの解説、惑星別の重量体験、大きさの比較、隕石へのタッチ等、実際に惑星や隕石の存在を知り、体験をしてきました。また、リンゴ狩り体験では、リンゴの種類や果実の風味・感触等を教わった上で、実際にそれを確かめるという体験をしました。そして、その後は他の友達に宇宙について学んだことやリンゴの説明をしてみるということも体験しました。知ったことを実行し、その後それを他者に説明するということを学童クラブでは、都度心掛けています。そうすることによって、前述のラ-ニングピラミッドのように学習効果(定着率)は、かなり上がり、子ども達の生きた知恵となります。しらうめ学童クラブでの園外体験では、実際の体験そのものとこのアウトプットセオリーを大切にしています。

まず、自分の言葉でまとめる。そして、今日のうちに3人に説明する(話し、伝え、教える)。日常の家庭生活でのお子様との関わりの中でも少し意識してみると子ども達の学習意欲が前向きに変わり、学習効果も上がりますよ。明日からでもトライしてみてください!

宇宙の惑星別重力体験を楽しみました

VERA20m電波望遠鏡をバックに一枚

賑やかな昼食 岩手県名物焼肉&冷麺定食!

お土産のリンゴも吟味して収穫しましたよ

【休日ドライブ】遠野市初上陸!ジンギスカンと遭遇

2024.11.9

writer 高 橋  潤

 

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